Coverity が、並列処理の見つけにくい問題を検出できるソース コード アナライザの新バージョンを発表 Eclipse IDE の統合、Windriver Workbench の統合、広範な管理ビュー、および Mac OS X のサポートも追加
2005 年 12 月 13 日、サンフランシスコ発 – 世界最先端のスケーラブルなソース コード解析ソリューションのメーカーである Coverity, Inc. は本日、ソース コード内で並列処理プログラミングの欠陥を自動的に特定できる主力製品の新バージョンとなる Coverity Prevent 2.3 の一般向け発売を発表しました。この新バージョンの Coverity Prevent が発売される前は、従来のテストによってこれらのエラーを診断するのがきわめて困難であり、プログラムで予期しない重大な動作が発生する可能性がありました。
「Coverity Prevent は、プログラミング エラーを検出できる優れたツールであることがわかりました。Coverity は、並列処理の欠陥を 1 つ見つけてくれただけで元が取れたと思います。これらの欠陥は、従来の方法で特定および修正すると、非常にコストがかかります」と、McAfee Software の QA 部門の部長であり、著名なエンジニアである Paul Hemson 氏は述べています。
「並列処理は、コストのかかる問題であり、解決がきわめて困難です。並列処理プログラミングに取り組んでいるソフトウェア開発会社は、開発サイクルの早期にこれらの欠陥を検出するソリューションによって、コストを大幅に節約できます。」と、Gartner の研究部長 Theresa Lanowitz 氏は述べています。
並列処理プログラミングは、応答速度の速いユーザー インターフェイスから、ネットワーク接続環境での超並列サーバー クラスタまで、多くの製品で一般的になりました。ソフトウェア プログラミングがますます複雑になるにつれて、プログラミングのさまざまな部分を並列処理する必要が頻繁に生じ、反復やデバッグが容易でないソフトウェア欠陥がしばしば発生しています。競合状態やデッドロックなどの並列処理の問題は、反復が容易でないイベント タイミングなどの複雑な相互作用の結果であることが多いので、検出に数か月かかる場合があります。
AMD、IBM、Sun、および Intel の新しいデュアルコア プロセッサもまた、並列処理プログラミングに起因する厄介な欠陥の増加の原因になっています。デュアルコア プロセッサを効率よく使用するために、開発者は並列処理プログラミング技術を有効に利用する必要があります。並列処理プログラミングの進化をサポートするために、Intel と Microsoft は先ごろ、並列処理プログラミング用の OpenMP アプリケーション プログラミング インターフェイスのサポートを各社のコンパイラに追加しました。
「新しいプログラミング ツールが開発されない限り、新しいデュアルコア プロセッサの性能を最大限に引き出すことは、ソフトウェアの品質に危機をもたらします。すべてのパスを 100% カバーできる静的ソース コード解析は、大規模なプロジェクトで並列処理プログラミング エラーを検出するのに最適です。」と、スタンフォード大学の助教授兼 Coverity の研究員である Dawson Engler 博士は述べています。
最も難しく抽象的なプログラミング概念の 1 つである並列処理では、複雑な問題が生じるため、適切に利用するには多くのトレーニングと経験を必要とします。しかしながら、人材が不足している開発チームでは、多くの場合、経験の浅い開発者が複雑な並列処理の問題に対応することになります。そのため、ソフトウェアに欠陥が生じるおそれがありますが、これは、既存のツールでのデバッグがほとんど不可能であることがわかっています。
このリリースの Coverity Prevent では、次の 3 つの並列処理の問題に重点を置いています。
- 二重ロックおよびロック解除欠落
- 不正なロック順序
- 重要なセクション内でのブロック処理
新しい並列処理アナライザでは、二重ロック、ロック解除欠落、およびロック順序違反によるデッドロックを検出します。また、ロックが維持された状態で “ブロック” 関数が呼び出される可能性があるケースも検出されます。これらのエラーは、重大かつ予期しないパフォーマンス低下を引き起こす可能性があります。
また、Coverity は “Ready for Rational” プログラムに参加することによって、このリリースで IBM との提携を強化しています。Coverity Prevent は、Intel および AMD プラットフォームのほかに、Apple Computer の IBM PowerPC ベース システムと Mac OS X オペレーティング システムをサポートするようになりました。
Coverity Prevent は、IBMの Eclipse プラットフォームとの新しい統合に加えて、Windriver の Workbench IDE プラットフォームにも統合されるようになりました。
さらに、Coverity Prevent には現在 、開発チームによって作成されるソフトウェアの品質を開発マネージャが速やかに把握できるように設計された、広範な管理ビューが組み込まれています。管理者はアーキテクチャの評価基準を確認し、問題の領域を検出し、コード ベースの品質とセキュリティがリリース サイクルを通じてどのように進化しているかを評価し、さらにリリース、ビルド、およびコンポーネント全体で結果を比較できるようになりました。
Coverity について Coverity (www.coverity.com) は、ソフトウェアの欠陥とセキュリティの脆弱性を特定するための世界最先端のスケーラブルなソース コード解析ソリューションのメーカーであり、サンフランシスコに本社を置く株式非公開企業です。Coverity は、スタンフォード大学の科学者たちによって 2002 年に設立されました。彼らの 4 年間にわたる研究プロジェクトから、ソフトウェア業界のコストのかかる問題を解決するための画期的なアプローチが生み出されました。この研究の画期的な成果により、開発者は何千万行もの新しいコードまたは既存のコード内のソフトウェアの欠陥とセキュリティ脆弱性を迅速かつ正確に排除できます。Coverity のソリューションは現在、Juniper Networks、Symantec/VERITAS、McAfee、Synopsys、NASA、PalmOne、Sun Microsystems、Wind River などの 85 社以上の大手企業で利用されており、これらの企業のソフトウェアの品質を大幅に向上させています。
Coverity は Coverity, Inc. の登録商標です。Coverity Extend および Coverity Prevent は Coverity, Inc. の商標です。その他の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
広報担当 Craig Oda Page One PR for Coverity coda@pageonepr.com (303) 462-3057
David Park dave@coverity.com (415) 321-5204
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